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Your search : [ author:中国社会科学院副院長 劉国光] Total 13 Search Results,Processed in 0.094 second(s)
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1. 中国の所有制関係の改革について
現在、中国ですすめられている経済体制の改革には、二つの面で相互に関係する内容が含まれている。一つは経済運行メカニズムの改革であり、もう一つは所有制関係の改革である。経済運行メカニズムの改革は、過去に決定権を集中しすぎ、市場メカニズムを排斥し、国家がミクロ経済活動を直接管理していたメカニズムを改め、集中と分散を結びつけ、計画と市場を結びつけ、マクロ統制とミクロ活性化とを結びつけるメカニズムにすること
Author: 中国社会科学院副院長 劉国光 Year 1986 Issue 19 PDF HTML
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2. 中国の価格改革の目標と趨勢
社会主義現代化をめざす中国はいま、経済構造の改造と経済体制の改革という重要任務に直面している。だが、この二つの任務を達成するうえで、不合理な価格からの制約を受けている。価格の不合理な問題を解決しないなら、中国経済は現代化の過程で大きな障害にぶつかることになろう。したがって、価格改革は、国民経済全体のいっそうの発展と経済体制全体のいっそうの改革にかかわる重要問題である。改革の理由これまでの価格は、①
Author: 中国社会科学院副院長 劉国光 Year 1986 Issue 33 PDF HTML
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3. 改革の十年―進展と問題点
本論文は、これまで十年間進められてきた中国の経済体制改革の歩み、体制の変化および改革のなかでぶつかった問題を重点的に取り上げている。 ―編集部改革の過程中国の経済体制改革は一九七八年末に始まってから、もう十年になる。この改革の過程は大体次の三段階に分けられる。第一段階は、七八年十二月の党十一期三中総から八四年十月の党十二期三中総まで。この段階における改革の重点は農村に置かれ、おもにそれまでの人民公
Author: 中国社会科学院副院長 劉国光 Year 1989 Issue 1 PDF HTML
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4. 整理·整頓は改革を深めるため
昨年六月の北京の風波発生後、外国の一部の人は、中国を誤解し、中国が整理·整頓を強調しているのは改革·開放をやらないことを意味するのではないかとみている。実際には整理·整頓はなにも新しく提起されたものではない。それは一昨年の党十三期三中総に打ち出されたもので、中国の経済改革の過程で生じた経済の混乱、たとえばインフレ、需要の過大、市場の買いあさりなどの状況に対処するためとられたものである。整理·整頓の
Author: 中国社会科学院副院長 劉国光 Year 1990 Issue 3 PDF HTML
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5. 九〇年代中国経済の発展と改革
九〇年代に入っての経済情勢の特徴は、整備·整頓の任務がまだ達成されていないので引続き進めると同時に、改革深化という問題を日程にのせ、したいに改革の分量を増やすことである、改革は「第八次五カ年計画」の中·後期経済活動の中心となるべきだ。「第八次五カ年計画」期間では、中ぐらいのテンポの発展を維持し、集中的に構造の調整を進め、安定した環境をつくりあげ、改革の推進を保証し、九〇年代の後期と来世紀の大発展の
Author: 中国社会科学院副院長 劉国光 Year 1990 Issue 41 PDF HTML
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6. 平和を守るために警戒心を高める
デクエヤル国連事務総長は今年の元旦、国際平和年の活動をくりひろげるために発表した声明の中で、「いま人類は今後どのような道を歩むかを選択する十字路に立っている」と述べた。われわれの得た結論は一致している。つまり人類には恒久平和に向かう道しかなく、殺りくしあう道をけっして歩むことができないということである。われわれは空想主義者ではない。われわれは二つの可能性を真剣に考え、戦争を引き起こす要素がまだまだ
Author: 中国社会科学院副院長 李慎之 Year 1986 Issue 23 PDF HTML
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7. 中国経済の二大変化
中国の経済は、一九七八年末の中国共産党十一期三中総以来、大きな変化を経、そして引き続き変貌している。これらの変化は、経済発展戦略の転換、経済管理体制の改革という二つの面から概括できる。発展戦略の転換一九四九年から一九七八年にかけて約三十年の間、中国の経済発展の過程は非常に曲がりくねっていた。歴史を顧みると、第一次五ヵ年計画期(一九五三~一九五七)、六〇年代初めの経済調整期のようなスムーズに発展した
Author: 劉国光 Year 1986 Issue 49 PDF HTML
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8. 社会主義は平均主義ではない
これまでに、社会主義に対する誤解として現れ、社会主義のレッテルをはられたもののなかで、最も重大な誤解は平均主義である。人びとは、資本主義などの私有制社会は不平等なものであり、社会主義は平等を重視するというふうに認識している。かつては、平等というスローガンに魅せられて、何千万という大衆が社会主義をかちとるための闘争に身を投じた。しかし少なからぬ人びとは、社会主義の平等を誤解し、それを収入分配上の平等
Author: 劉国光 Year 1987 Issue 39 PDF HTML
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9. 計画と市場との結合
一九七八年の党の十一期三中総以前、中国の経済運営メカニズム問題で広く流行した観念は、社会主義経済は計画経済以外のなにものでもなく、その運営は計画によってしか調節できないし、商品経済と市場調節は資本主義的なものであり、従って、社会主義と資本主義の対立は、計画経済と商品経済の対立、計画と市場の対立となって現れる、というものであった。中国の八年間の改革の実践と経済理論はこういう観念を打破した。商品経済の
Author: 劉国光 Year 1987 Issue 41 PDF HTML
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10. 当面のインフレ問題について
このところ、物価の高騰が人びとの関心事となっている。今回の物価の大幅な高騰は突然発生したものではなく、持続的なものであり、一部商品の価格上昇ではなく、商品価格の全面的な上昇である。時間的に見て、今回の物価上昇は一九八五年から始まった。一九八五~八七年の三年間に、物価総指数は二三·七%上昇し、年平均七·三%上がった。今年第1·四半期はニケタの上昇となり、ますます高くなる傾向にある。値上がりした商品の
Author: 劉国光 Year 1988 Issue 41 PDF HTML