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1. 中国と世界の人口推移
建国後のわが国の人口推移は、戦後の世界人口の変化と多くの共通点がある。要約すると、次の四つが挙げられる。一、世界の人口とわが国の人口は長い間、緩慢な増加傾向を示していたが、五〇年代から七〇年代初めにかけて急激に増加し、史上最高の変化を記録した。世界人口の年平均増加率は、紀元一〇〇〇年までが〇·〇二%、一〇〇〇年から一五〇〇年までが〇·一%、一五〇〇年から一八〇〇年までが〇·二%、一八〇〇年から一九
Author: 侯文若 Year 1982 Issue 3 PDF HTML
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2. 国勢調査の結果は何を示すか
十月二十七日、第三回国勢調査の主な数字が発表された(第四五号に掲載)。サンプル調査で明らかになったところによると、重複登録は〇·〇七一%、登録漏れは〇·〇五六%で、人口誤差率はわずか〇·〇一五%である。つまり十万人あたり十五人ということになる。これは世界でも質の高い、誤差も少ない最大規模の国勢調査といえる。今回の国勢調査の数字について、人口学の角度から私見を述べてみたい。人口抑制の効果 一九八二年
Author: 侯文若 Year 1982 Issue 48 PDF HTML