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Your search : [ author:張香山] Total 9 Search Results,Processed in 0.120 second(s)
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1. 半世紀の結晶―『中日文化交流史論』
梁容若教授の著わした論文集『中日文化交流史論』は、内容のかなり豊富な学術的著作である。中日両国の文化交流史は、中日両国関係史の主要な構成部分である。それは、二千余年の中日両国関係史において、明治維新以後の約百年間は政治、経済の関係が前面に押し出されていたが、その他の時代は主として政治、社会思想、宗教、哲学、言語、文字、文学、美術、工芸、技術などの文化交流が主流であったからだ。これらの交流は中日両国
Author: 張香山 Year 1985 Issue 46 PDF HTML
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2. 千葉の郭沫若旧居を訪ねて
戦後、私は日本に行くたびに、いつも千葉県市川市にある郭沫若旧居を訪ねようと思っていたが、あわただしい訪問であったり、スケジュールがぎっしり詰まっていたりして、なかなか願いがかなわなかった。ようよう、昨年十一月の日本訪問で、この願いが実現した。今度の郭沫若旧居の訪問は、戦前、最後に訪れた時から数えて、まる半世紀が過ぎている。車は旧居の門の前でとまった。ぐるりと見渡すと、あたりは住宅に囲まれ、昔の水田
Author: 張香山 Year 1987 Issue 1 PDF HTML
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3. 中日両国関係を新たな段階に発展させよう
今年は中日平和友好条約締結十周年と中日国交回復十六周年にあたる。長い歳月を経て、このたびの竹下首相の公式訪中を通じて、中日両国関係を新たな段階に発展させられるかどうかは、中国人民が関心を寄せている大きな問題である。このたび竹下氏は新しい世代の首相として初めて訪中したのである。竹下氏は首相就任後ただちに、日中関係は日本外交の重要な柱の一つであり、日中平和友好条約は十年の期限が満了してからも継続すると
Author: 張香山 Year 1988 Issue 36 PDF HTML
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4. 中日平和友好条約の深遠な意義
中日平和友好条約は十月下旬に東京で批准書を交換し、正式に発効することになった。この条約は決して一時的、便宜的な普通の条約ではなく、あわせて全世界の人口の四分の一を擁する二つの国が結んだ、重大な政治的意義と深遠な歴史的意義をもつ条約である。中国と日本はアジアに位置する隣邦であり、両国の関係は曲折した歴史をたどってきたが、平和友好条約の締結は、まさに両国の関係の新たな転換点を条約という形で確認したもの
Author: 中日友好協会副会長 張香山 Year 1978 Issue 41 PDF HTML
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5. 中日国交正常化十周年
十年は歴史の長河のなかでは一瞬にすぎない。だが、ある意味において十年の重みは時として数十年ないし百年以上の重みがある。一九七二年中日国交正常化以来の十年は、中日関係史において、このような重みをもっている。一九七二年九月、田中角栄首相が中国を訪れ、中日両国政府は共同声明を発表し、両国の外交関係樹立を宣言した。これによって、三十五年にわたって続いた両国間の戦争状態に終止符が打たれたばかりでなく、一八九
Author: 中日友好協会副会長 張香山 Year 1982 Issue 39 PDF HTML
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6. 新たな飛躍的発展を望む
今年の八月一日は『北京周報』日本語版創刊二十周年にあたる。二十年間もつづく雑誌は、日本ではそう珍しくはないが、新しく生まれた社会主義国―中華人民共和国では珍しい。とくに一九六六年から一九七六年にかけての十年の混乱期に、数かずの困難を克服して発行をつづけた雑誌は、そうざらにはあるまい。この意味からいって、『北京周報』日本語版の創刊二十周年は祝ってしかるべきことである。『北京周報』日本語版は、日本で飛
Author: 中日友好協会副会長 張香山 Year 1983 Issue 31 PDF HTML
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7. 周総理と中日国交正常化
二十年前、中日両国が国交正常化を実現したことは、両国人民の根本的利益に合致し、アジア情勢の緩和と世界平和の擁護に寄与する大きな出来事であった。中国側について言えば、これは毛沢東主席の支持のもとに、周恩来総理が直接指導し、計画したものだった。周総理はこのために、多くの心血を傾注した。日本政局の変化を注視一九七一年十月、国連総会が台湾当局を追放し、中華人民共和国の議席を回復したことは、世界の潮流の変化
Author: 中日友好二十一世紀委員会中国側座長 張香山 Year 1992 Issue 39 PDF HTML
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8. 週報の果たすべき大きな役割
見出しは、孔子の言葉を引用させてもらったが、要するに、人間は三十歳になればアイデンティティーを確立し、言うこと為すこと、すべて一人前になっということである。『北京週報』日本語版も今年創刊三十周年を迎える。これは大いに祝うに値する。この三十年に、『北京週報』日本語版も、雨あり、風ありの平坦ならざる道を歩んできた。たが、全般的にみて、『北京週報』日本語版は、日本の読者に中国の政治、時事問題について知っ
Author: 中日友好二十一世紀委員会中国側首席委員張香山 Year 1993 Issue 31 PDF HTML
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9. お祝いの気持ちと期待
今年は中日両国が「中日平和友好条約」を締結してから、二十周年に当たる。これはわれわれ両国政府と人民が熱烈に祝い、記念するに値する盛大な慶事である。「中日平和友好条約」は、中日両国政府が一九七二年に署名した「中日共同声明」に続いて調印された歴史的意義を持つ文書である。「中日共同声明」の重点は両国の国交を回復することで、そのため国交回復と関係のある歴史問題の解決と評価を強調し、同時に両国が今後友好関係
Author: 中日友好二十一世紀委員会中国側前首席委員 張香山 Year 1998 Issue 46 PDF HTML