Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:徐之先 楊伯江] Total 5 Search Results,Processed in 0.085 second(s)
-
1. 日本の危険な選択
四月二十七日、日本の衆院で新しい日米防衛協力のための指針(ガイドライン)関連法案が採択されたが、このことは日米の軍事的一体化が急速に強化され、日本の「専守防衛」政策および憲法の中の戦争放棄の条項が空文に変わろうとしていることを示している。また、日本がすでに平和と発展の道から外れ、危険な一歩を踏み出したことを表すものでもある。(一)「新ガイドライン」は日本をアメリカの戦車にくくりつけ、これによって日
Author: 徐之先 楊伯江 Year 1999 Issue 22 PDF HTML
-
2. 新しい情勢下の日米関係
九〇年代、新しい国際環境の影響のもとに、日米間の摩擦はいっそう激化しており、全般的に見て、予見できる将来、日米関係に根本的な転換が現れることはあり得ないだろう。現時点における日米関係は、競争と依存、摩擦と協力が併存している。両国の貿易の長期にわたる大きな不均衡が、日米間の争いの古いテーマとなっている。一九八六年、日本の対米貿易の出超は五百二十億ドルを記録した。一九八八年、この黒字はアメリカの貿易赤
Author: 楊伯江 Year 1990 Issue 12 PDF HTML
-
3. 日米首脳会談の決裂とその影響
二月十日から十二日までワシントンで行われた日米首脳会談で、細川日本首相は、アメリカが同国製品の日本市場進出のために「数値目標」を設定することを拒否した。日本がアメリカにはっきり「ノー」と言って、首脳会談を決裂させたことは、戦後の両国関係史上初めてのことである。これは、日米関係が新たな歴史的時期に入ったことを示している。会談後、アメリカが日本に報復すると公言したため、日米関係はにわかに緊張し、いまに
Author: 楊伯江 Year 1994 Issue 10 PDF HTML
-
4. 沖縄事件で日米関係いっそう複雑化
沖縄で三人の米兵が地元の女生徒に暴行を働いたことに日本の世論が大きな憤りを示しているにもかかわらず、日本政府は最近、米軍沖縄基地の使用を引き続き認めるしとを決定した。これと同時に、日米双方は駐日米軍基地問題協議機関を設けた。同機関は、一年内に基地問題について合意にこぎつけるだろうと表明した。この二つの出来事は、日本政府の苦境をありありと示している。つまり、この経済大国はいまなおアメリカの軍事保護か
Author: 楊伯江 Year 1995 Issue 49 PDF HTML
-
5. 米国の核のカサと日本の核傾向
長年来、日本は自国が「非核保有国」だと極力主張してきた。しかし、事実はどうだろうか。「日米安保条約」で確立された日米同盟関係があるため、アメリカは日本に核による保護の提供を承諾し、日本はアメリカの「核のカサ」を受け入れ、それに頼っている。これだけについて言っても、日本は本当の意味での「非核保有国」ではない。また、日本自身のもつ核技術とあいまいな核傾向によって、日本はかなり大きな核の潜在力をもち、国
Author: 楚樹竜 楊伯江 Year 1996 Issue 27 PDF HTML