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1. 中国の人権状況をどう評価するか
人権問題をめぐって、中国とアメリカの間にかなり大きな食い違いがある。これは中米関係に影響を与える重要な問題である。まず中国の人権状況をどう評価するかについて、中米両国の見方は完全に対立していると言える。中国は偉大な成果をあげたと考え、アメリカはまったく話にならない、人民は人権を喪失しているとしている。中国の人権状況ははたしてどうなのか。中国人民は身をもって体験しているので、彼らがいちばんよく知って
Author: 朱穆之 Year 1996 Issue 42 PDF HTML
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2. 「人権は主権を上回る」という主張に反論
アメリカなどの西側諸国は「人権は主権を上回る」と大っぴらに吹聴し、「新介入主義」を実行に移して、他国の主権を侵害したり他国の内政に干渉してはならないという長期にわたって世界が公認してきた国際関係の準則を覆し、「国連憲章」の改正を主張して国連をないがしろにさえしてきた。これはすでに理論上の争いだけではなく、世界の六十億の人びとの運命に直接の危害を及ぼす重大な問題である。「人権は主権を上回る」という論
Author: 朱穆之 Year 2000 Issue 12 PDF HTML