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Your search : [ author:李家泉] Total 15 Search Results,Processed in 0.130 second(s)
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1. 大陸と台湾の統一のモデルについて
「一国二制度」の構想により、一九八四年、香港問題が平和的に解決された。それ以後、台湾問題がいっそう際立った形で中国人民の前に提起された。台湾は大陸本土から三十余年も切り離された状態におかれ、海峡両岸の人民は骨肉を分けた間柄でありながら、離ればなれになるという苦しみをいやというほどなめてきた。この問題をどう解決するか、いかにすれば、早く平和統一を実現できるか、筆者はこれについてつっ込んだ検討を試みて
Author: 李家泉 Year 1986 Issue 05 PDF HTML
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2. 台湾の経済情勢と展望
一九八六年以来、台湾経済は全般的に回復と好転を見せ、台湾当局の最近の推計によると、昨年の年間成長率は一九八五年の五·一%から一〇·八%へと上昇し、一九七九年の第二次石油危機以来の最高の成長率となった。しかし、台湾経済のこうした回復と好転は、主に外部条件の変化によるもので、内部条件の改善によるものではないので、いまなお多くの困難や問題をかかえていると観測筋は見ている。楽観論のなかの“焦り”一九八五年
Author: 李家泉 Year 1987 Issue 18 PDF HTML
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3. 『一国二制度』構想の形成と発展
「一国二制度」という科学的な構想が提出されてからすでに五年余になるが、この構想は香港問題で実行に移され、初歩的な成果をおさめている。元米国務長官キッシンジャー博士は、さきごろ香港、澳門(マカオ)を訪問した際、中国政府が「制定した『一国二制度』の方式は実行可能だろう」、「香港人は、イギリースのこの植民地が一九九七年に中国に返還されてからも、香港の資本主義制度は保たれるだろうという確信を日ましに強めて
Author: 李家泉 Year 1988 Issue 1 PDF HTML
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4. 再び台湾と大陸の統一方式を論ず
昨年来、台湾島内の情勢および海峡両岸の関係に喜ばしい変化が生じた。国民党当局は島内の「政治革新」を実行すると同時に、長年にわたって固持してきた大陸政策を調整した。それには、台湾民衆が香港を最初の観光地としてはならないという制限の解除や、台湾の現役の軍人、公務員を除く一般民衆の大陸の親族訪問を認めたことが含まれる。最近、台湾国民党当局は、さらに党幹部、一般公務員の大陸の親族訪問を認めるようになった。
Author: 李家泉 Year 1988 Issue 13 PDF HTML
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5. 蔣経国後の台湾政局
今年一月十三日、蔣経国中国国民党主席が台北で逝去した。彼の死は蔣氏父子二代の「ストロングマン」独裁支配の終えんを物語っている。蔣経国は父業を継承して、一九七二年に台湾当局の「行政院長」になってから十五年間、政権を担当していた。彼の歴史的な功罪については、さまざまな評価があり、趙紫陽中国共産党中央総書記も談話を発表して、その評価を行ったが、ここではそのことに触れない。当面の問題は、蔣経国後の台湾政局
Author: 李家泉 Year 1988 Issue 15 PDF HTML
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6. 台湾と大陸の統一について
筆者は本誌の八六年二月四日号と八八年三月二十九日号で台湾と大陸の統一問題に関して二編の論文を発表しているが、今回の論文は両岸関係の近年の新しい発展状況に焦点をあてて書かれたものである。
Author: 李家泉 Year 1989 Issue 3 PDF HTML
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7. 「一国二政府」を評す
さる三月下旬以来、台湾のマスコミと当局は、いわゆる「一つの国に二つの対等な政府」(一国二政府と略す)の政策を公然と鼓吹している。それと同時に、台湾当局はまず四月六日、国民党中央常務委員で、「財政部長」の郭婉容女史を団長とする代表団を派遣して、五月四日から北京で開かれた第二十二回アジア開発銀行年次総会に出席させることを発表した。続いて四月十七日、台湾のマスコミの大陸での取材、映画ロケ、番組の制作、教
Author: 李家泉 Year 1989 Issue 21 PDF HTML
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8. 台湾当局の「柔軟外交」を評す
ここ二年来、台湾当局は中国人民の度重なる忠告を顧みず、経済的なある種の強みを利用して、彼らのいわゆる「柔軟外交」政策をかたくなに押し進めている。昨年、あい前後してグレナダ、リベリア、ベリーズと「外交」関係を樹立あるいは回復した後、得意満面に、これは台湾の対外関係に咲いた「花」であるとか、「もっと多くの花が咲くだろう」とか言っている。なかには、台湾当局が「国際社会に復帰し」「独立した国際的人格」をと
Author: 李家泉 Year 1990 Issue 9 PDF HTML
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9. 再び「一国二政府」を評す
本誌は昨年五月、李家泉氏の「『一国二政府』を評す」を掲載した。同論文は「一国二政府」の本質と危険性を指摘し、この道が通じない理由についていろいろ論述し、祖国の長期的分裂を導き出す可能性のあるこの問題で、台湾当局の反省を要望したものであった。不幸なことに、台湾当局は同じ中国人の勧告と反対を無視し、「一国二政府」を政策決定として公然と打ち出し、祖国の前途と運命に関心を寄せるすべての中国人の警戒と不安を
Author: 李家泉 Year 1990 Issue 27 PDF HTML
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10. 「一国二地区」を評す
「一国二地区」は台湾当局がさきごろ提起した一つの「新概念」である。それは、近年来「一国二政府」の理念が内外から再三批判を受ける状況のもとで打ち出したものである。その実質は「一国二政府」を表立って言わない「一国二政府」の策略であり、その目的は引続き当面の両岸の分裂状態を維持し、「一国二制度」のモデルで祖国の平和統一を実現するのを阻むことにある。この主張のプラス的役割には限界があり、マイナス的影響は小
Author: 李家泉 Year 1990 Issue 46 PDF HTML