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1. 反孔から尊孔にかわった西漢時代の地主階級
孔孟の道はもともと奴隷主貴族の支配を守り、またその支配の復活をはかる反動的思想体系である。新興地主階級の代表的人物である秦の始皇帝(本誌一九七四年第五十号「秦の始皇帝―中国を統一した最初の人物」参照)は諸侯割拠の状態に終止符をうち、中国史上はじめて、専制主義的な中央集権の封建政権を樹立した。さらにかれは奴隷主復活勢力に打撃をあたえ地主階級の独裁をうち固めるため、決然として「焚書坑儒」という革命的措
Author: 薛理思 Year 1976 Issue 8 PDF HTML
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2. 東漢の思想家王充の反儒闘争
西漢(前二〇六―紀元二五)の後期、奴隷主階級が復活をはかる脅威はすでに過去のものとなり、中央集権的な封建制度はすでにしっかりしたものとなっていた。それにともなって、地主階級の歴史的な地位にも変化が起こっていた。この階級は奴隷主階級に反対する進歩的な階級から、しだいに、農民階級を弾圧する保守的な階級にとかわってきていたのである。このような新しい歴史的条件のもとで、イデオロギーの面でも変化が起こってい
Author: 薛理思 Year 1976 Issue 14 PDF HTML