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Your search : [ author:本誌記者 韋霊] Total 2041 Search Results,Processed in 0.091 second(s)
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101. 農民の夜学校
北京からおよそ二百キロ離れた、河北省南部―武邑県の農民業余夜学校は比較的うまく運営されている、ときいて記者は四月、この地方を訪れた。毎日、たそがれどきになると、ここの男女公社員は四方八方から、夜学校に集まってくる。かれらのなかには、読み書きを習うものもいれば、政治理論を学習するものもおり、また農業技術を習得するものもいる。旧い中国の農村では、教育施設は地主や裕福家庭の子女に奉仕するものであり、農民
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 26 PDF HTML
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102. 労働者が主人公(二)
ここでは、国営工場の指導体制、技術要員と管理要員、労働組合について紹介する。年間二百五十万個の腕時計を生産している上海腕時計工場は社会主義国営企業、つまり全人民的所有制の企業である。しかし、生産資料共有制をうち立てたからといって、労働者が工場の主人公になることを完全に保証することはできない。工場の指導権が労働者階級を代表するマルクス主義者によって握られず、修正主義分子によって握られたら、またプロレ
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 27 PDF HTML
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103. 労働者が主人公(三)
この最後の部分で、労働者の工場管理への参加、大字報、今と昔の対比についてのべる。合わせて三千六百五十名の職員·労働者をもつ上海腕時計工場は、九つの職場に分かれている。「労働者は工場の主人公である」―このことは、労働者が工場管理に全面的に参加している事実に現われている。職場ではわれわれはまず伝動部品職場(歯車などのような伝動部品を生産する職場)に足を運んだ。ここの責任者は、四十一歳になる婦人の党支部
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 28 PDF HTML
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104. 貧しい村の大きな変化
北京市の南四百五十キロのところに何横城という生産大隊がある。この生産大隊はどのようにして階級闘争、生産闘争、科学実験という三大革命運動のなかで前進し、先進単位になったのか。自動車は広大な華北平原を走りつづける。広びろとした田野には男女の公社員が野良仕事に大わらわだ。路上を行き交う車があとをたたない。昨年はひどい干ばつに見舞われたというが、その爪あとはどこにもみえない。同乗の同志の話によると、一九二
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 28 PDF HTML
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105. 技術革新ととりくむ大衆(一)
「大衆運動を大いにくりひろげる」、「技術革新と技術革命を大いにおこなおう」―毛主席のこれらの指示は、わが国で社会主義工業を発展させる基本的原則の一つである。ことし、メーデーをはさんで、われわれは上海のいくつかの工場を訪れ、大衆的技術革新運動が勢い盛んにくりひろげられ、実り豊かな成果をあげているのを目のあたりに見た。大規模な設備をもつ上海第五鉄鋼工場のある電気炉職場では、ひとりの若い女子労働者が天井
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 29 PDF HTML
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106. 指導的ポストについている青年
ことしの三月、遼寧省でひらかれた共産主義青年団第五回大会で、記者は大会に出席中の多くの優秀な青年とインタビューした。これら青年の多くは、農村、工場など各業種·各部門でりっぱな成果をあげた勤労者だ(本誌第十九号一七ページ参照)。そのうちには、すでに各クラスの指導的ポストについているものも少なくない。工場、鉱山の職場主任または工場長、鉱山長になっているもの、農村の生産大隊、人民公社や県クラスの指導者に
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 29 PDF HTML
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107. 技術革新にとりくむ大衆(二)
上海第三自転車工場の大衆的技術革新運動も、やはり波状的に進行した。工場開設の当初、運動はめざましい勢いを示し、一九五八年から六〇年までの三年間、生産量は五倍にはね上がった。ところが、六〇年代初期になると、劉少奇一味の修正主義工業経営路線に影響された、工場の指導者は労働者をあまり信頼しなくなった。かれらは技術者を事務所に集め、労働者と遊離したまま、門を閉ざして、技術革新をすすめた。労働者が技術革新を
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 30 PDF HTML
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108. 青山、常に在り
ことしの春もようやく終わろうとする頃、記者はわが国東北部の黒竜江森林地区をめざして取材の旅に出た。こんどの族行は黒竜江省東部の牡丹江流域から、小興安嶺を経て、西北部の大興安嶺、黒竜江河畔まで、行程およそ二千キロにおよんだ。果てしない大海を思わせるこの大森林には、貴重なアカマツ、スギをはじめさまざまな広葉樹など、百種もの樹木が生い茂っている。また、珍しい東北虎、鹿、紫貂など数百種にのぼる鳥獣が生息し
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 31 PDF HTML
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109. 森林地区の新しい都市
五月上旬、記者は牡丹江流域の取材先をあとに、汽車で北上、小興安嶺のなかにある新しい都市―伊春に向かった。同行の旅客が「伊春は世界最大の都市の一つですよ」という。このひと言でとまどった記者に、この旅客は説明した―いま「最大」といったが、それは建築面積や人口のことをいうのでなく、面積のことをいうのだ。伊春市に属する森林地区を横切るには、汽車で十二時間はたっぷりかかる。昔は十戸しかなかった村伊春市の市街
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 32 PDF HTML
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110. 咲きほこる山花
黒竜江省の省都哈爾濱に別れを告げ、汽車の旅を十四時間、大興安嶺林業管理局の所在地―チャゲダチ(加格達奇)に着く。沿路の山野には、野生の花々が一面に咲きみだれ、大地を華やかに色どっている。五月も下旬だというのに、山かげには白い雪が残っており、人びとはまだ綿入れに身をつつんでいる。だが、春はもうそこまで来ているのだ。山岳重畳の大興安嶺は、もとから「縁の宝庫」として聞こえているだけでなく、地下資源もきわ
Author: 本誌記者 Year 1973 Issue 33 PDF HTML