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31. ある農村人民公社経営の工業
中国の農村人民公社は、地もとの工業、農業、商業、教育、軍事の諸事業を統一指導する政社合一の組織である。以前の中国農村地区には、機械を使用する工業などはほとんどなかった。一般に、町の鍛冶匠がふいごで、小型農具を製造する程度であり、また農業に附属する家庭副業、例えば機織り、カゴ編みなどの手工業があるくらいだった。一九五八年に始まった社会主義建設大躍進のなかで、全国で農村人民公社が普遍的に設けられてから
Author: 本誌通信員 Year 1973 Issue 30 PDF HTML
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32. 揚州の新しい様相
揚州は、わが国江蘇省北部にある、二千余年の歴史をもつ、人口二十二万の都市である。解放後、とりわけプロレタリア文化大革命のなかで、毛主席の革命路線にみちびかれて、この市には大きな変化がおこった。わたしは真新しいバスに乗って、市の中心―国慶路にいってみた。解放前、このあたりの通りは石ころが多く、汚物がいっぱいで、人力車がすれちがえないほどせまかった。いまでは、ここは広い十字路になっており、街路樹がおい
Author: 本誌通信員 楊萱 Year 1972 Issue 10 PDF HTML
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33. 三つのチベット族自治州
青海省には五つのチベット族自治州があるが、海南、黄南、海北の三つは一九五三年十二月に設置され、先ごろ三十周年を祝った。そこで、この三州に焦点をあててみることにした。なお、本文の筆者は青海省駐在の新華社記者で、とくに本誌のために寄稿したもの。
Author: 本誌通信員 蔣鵬 Year 1984 Issue 9 PDF HTML
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34. 武昌蜂起の跡を訪ねて
一九一一年十月十日、革命党の人たちはまず、武昌で、清朝打倒の武装蜂起をおこなった。栄えある革命の伝統をもつ武漢には、偉大な革命の先駆者孫文とその戦友黄興の銅像が立っている。辛亥革命のノロシを上げた武昌蜂起を記念して、名づけられた大通り―「中山大道」、「三民路」、「彭劉楊路」、「烈士街」、「首義路」、「黄興路」などは、数十年を経た今日、なおその名を留めている。辛亥革命七十周年を迎えるため、武昌蜂起の
Author: 本誌通信員 華年輪 Year 1981 Issue 38 PDF HTML
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35. 就業に可能性拓く
五年前に訪れたことのある、中国でももっとも北に位置する黒竜江省の町―チャムス（人口五十二万）を再訪することになった。五年前はどこか生気に欠けた感じを受けたものだが、行ってみるとガラリと変わっていた。大通りも路地も、大小さまざまな商店、屋台が並び、道ばたに物をならべて売っている人もたくさんみかけられ、商品販売車もかなり出ていた。商店の多くは営業時間を延長し、「夜の市」も大盛況である。チャムス市政府で
Author: 本誌通信員 沈延太 Year 1981 Issue 44 PDF HTML
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36. 出産についての考え方の変化
中国は七〇年代初頭に計画出産政策を実施して以来、農村における計画出産の知識の普及を重要な仕事としている。農村には、子供、とくに男子を多く生みたがる伝統的な思想の影響がいまなお普遍的にあるが、出産に対する多くの農民の考え方に変化が生じた。経済発展のはやい地区ではとくにそうである。遼寧省金県は一つの好例である。 ―編集部金県は今年の人口予測で、全県の人口増加が計画より低いことに気付いた。それは、計画出
Author: 本誌通信員 慕愛平 Year 1986 Issue 48 PDF HTML
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37. 無公害都市をめざす洛陽
洛陽は古い都市であり、中国史上ここに都をおいた王朝も多く、有名な竜門石窟は数多くの内外の観光客を引き付けている。洛陽はまた新興工業都市でもあり、一九四九年以来、数百の工場が建設される（本誌一九八六年第三五号の洛陽紹介を参照）とともに、環境保護に力が入れられた。洛陽市民は文化の薫陶を享受できるし、青空、山、水、緑と花のあるすばらしい環境を十分に楽しむこともできる。洛陽は延長二十キロの帯状都市であり、
Author: 本誌通信員 陳朝中 王耕 Year 1987 Issue 2 PDF HTML
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38. 労働者を何より大事にする楊荘炭鉱
楊荘炭鉱は華東地区の安徽省北部淮北鉱区にある。南北、東西の長さはそれぞれ百キロ、総面積九千六百平方キロの淮北鉱区は、石炭の埋蔵量が豊かで、その種類もいろいろあり、十四組の坑井が分布している。一組の坑井が一つの炭鉱である。淮北鉱区の行政指導機構は淮北鉱務局である。同局は十四の炭鉱、十一万人の従業員を擁しており、年産石炭千四百万トン余り、売上高は十二億元（約二千二百万ドル）以上である。産出した石炭は江
Author: 本誌通信員 傅慶軒 Year 1991 Issue 5 PDF HTML
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39. 協力パートナーを求める江蘇省射陽県
江蘇省北部平野にある射陽県は、黄海に臨む天然の良港。総面積は二千七百九十五平方キロ、人口は百万人。経済近年、射陽県の経済は急速に発展し、農業は十一年間続けて豊作をおさめ、農業総生産額は年平均八％ずつ伸びている。射陽県の工業は主に、繊維、軽工業、機械、電子、食品、化学工業、建材などからなり、昨年の工業総生産額は十五億六千八百万元に達した。全県の外資企業は二十一社、総投資額は三億六百十万元、外資利用額
Author: 本誌通信員 徐加琴 Year 1992 Issue 35 PDF HTML
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40. 農村に戻った除隊軍人
中国では、いま毎年六、七十万の軍人が除隊している。農村から入隊したものが八〇％以上を占めているので、除隊してから、そのほとんどは農村に戻る。かれらは部隊で学んだ技術と身に付けた知識にたより、新しい農村を建設する新たな働き手となっている。ここでは、湖南省祁東県の農村で働く除隊した軍人について紹介する。歯科医師城関、帰陽、金橋という三つの町で、市（いち）の立つ日になると、移動歯科診療室が開かれる。その
Author: 本誌通信員 陳徳毅 周定華 Year 1986 Issue 17 PDF HTML