中国西南部にある雲南省の納西族の五〇〇巻にのぼる文学作品『東巴経』の漢文翻訳がいま進められているが、すでに約二二〇巻の翻訳を完成した。八世紀初期の頃に納西族の人民は金沙江の河谷に定住しはじめた。そこでかれらは農業、牧畜業、手工芸などを発展させ、近隣の白族、チベット族と漢民族との間に密接な関係を発展させていった。かれらは多種教を信仰していた。象形文字で書かれたこの『東巴経』は、七〇〇万字にのぼる大作...
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中国西南部にある雲南省の納西族の五〇〇巻にのぼる文学作品『東巴経』の漢文翻訳がいま進められているが、すでに約二二〇巻の翻訳を完成した。八世紀初期の頃に納西族の人民は金沙江の河谷に定住しはじめた。そこでかれらは農業、牧畜業、手工芸などを発展させ、近隣の白族、チベット族と漢民族との間に密接な関係を発展させていった。かれらは多種教を信仰していた。象形文字で書かれたこの『東巴経』は、七〇〇万字にのぼる大作...