第七艦隊のパトロール

ワシントンの「新開拓主義者」は、またもアメリカの辺境を拡大した。こんどの拡大はアジアとアジア以外の地域にまでおよんでいる。『タイムス·オブ·インデイアン』紙は十二月十二日、数年らい台湾海峽でひきつづき中国反対の活動をしてきたアメリカ第七艦隊は、その活動範囲を「インド洋にまで拡大し、インドネシアからサウジ·アラビアにいたる力の真空地帯をうずめ、巨大な威嚇力をもって中国人にたちむかうことになろう」と報...