お気の毒ですが、あなたがたは英語が話せませんので！

沖繩のアメリカ軍事基地で雇われている五万人の日本人労働者は、またも新しい差別待遇をうけている。「新沖繩政策」の一端として、占領当局は、英語が話せない者、日常会話で英語を話さない者の収入を一〇パーセントきり下げた。これにはつぎのような二つの目的がある。すなわち、一つには、ドルの節約、二つには、沖繩をパナマ運河、プエルト·リコ、うっかりするとハワイなみにとりあつかおうとしているのだ。...