つぎにかかげるのは六月三十日『人民日報』に発表された同紙評論員の論評である。 ―編集部米、英、仏三ヵ国政府は六月二十五日、ソ連がドイツ民主共和国と締結した友好相互援助協力条約について声明を発表した。これら三ヵ国政府は、第一に西ベルリンを独立した政治単位として認めず、第二にドイツ民主共和国の存在を認めず、第三にドイツの現在の国境を認めないと宣言し、いわゆる「自決の原則」にもとづいて「ドイツの統一」を...
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つぎにかかげるのは六月三十日『人民日報』に発表された同紙評論員の論評である。 ―編集部米、英、仏三ヵ国政府は六月二十五日、ソ連がドイツ民主共和国と締結した友好相互援助協力条約について声明を発表した。これら三ヵ国政府は、第一に西ベルリンを独立した政治単位として認めず、第二にドイツ民主共和国の存在を認めず、第三にドイツの現在の国境を認めないと宣言し、いわゆる「自決の原則」にもとづいて「ドイツの統一」を...