雲南省の辺境にある金平県の哀牢山に、わが国の少数民族の一つである苦聡(クツン)族人民が住んでいる。苦聡族はあわせて三千余人、解放前は帝国主義、国民党反動派と地元の役人やボスどもの抑圧のもとで、哀牢山の原始林のなかにちらばって住んでいた。かれらは長期にわたり世間とかけ離れていたために、解放直前まで主として野草をとり、狩猟をして生活してきた。長年らい、野草や草の根、鳥獣の肉などを食べ、野獣の皮や木の葉...
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雲南省の辺境にある金平県の哀牢山に、わが国の少数民族の一つである苦聡(クツン)族人民が住んでいる。苦聡族はあわせて三千余人、解放前は帝国主義、国民党反動派と地元の役人やボスどもの抑圧のもとで、哀牢山の原始林のなかにちらばって住んでいた。かれらは長期にわたり世間とかけ離れていたために、解放直前まで主として野草をとり、狩猟をして生活してきた。長年らい、野草や草の根、鳥獣の肉などを食べ、野獣の皮や木の葉...