農業の発展に力をそそぐ

ニエレレ大統領指導下のタンガニーカ·アフリカ民族同盟とタンザニア政府は、自力更生によって民族経済を発展させる闘いのなかで、広大な農村地区の建設をこのうえなく重視し、農業の発展に全力をそそいできた。そのため、タンザニア独立後のわずか十年間に、なが年の植民地支配によってもたらされた農村地帯の貧困で立ちおくれた様相は、著しい変化をとげた。農業は開発の基礎一九六五年十二月、ニエレレ大統領は、「農業の進歩は...