マリクに反論する

ソ連駐国連代表マリクは一九七二年一月六日、国連放送をつうじて談話を発表した。かれはソ連の「平和と国際協調の綱領」なるものを、第二十六回国連総会に「積極的な影響」をおよぼし、「大きな貢献」をしたものとしてさかんに吹きまくり、ソ修社会帝国主義が今国連総会でおちいった政治的孤立と道義的敗北にベールをかぶせようとした。このような無理に自分をりっぱに見せようとする演技は、拙劣きわまるものである。マリクはその...