中国で六千万年前の哺乳類化石を発見

中国科学院古脊つい動物·古人類研究所は一九七〇年から一九七三年にかけて、中国南部の紅土層から暁新世の哺乳類化石を大量に発見した。これらの哺乳動物の生息していた時代は、今より六千万年まえである。これらの化石は、安徽省の潜山県、宜城県と江西省の大庾県、湖南省の茶陵県で発見されたもの。これに先立つ一九六二年、広東省南雄県でもこれと同じ化石が発見されている。これらの発見は、中国新生代の地層区分の研究に重要...