自由·独立をめざす闘争を強化

ポルトガルの一部の将校は四月二十五日、軍事クーデターを起こし、マルセロ·カエターノ内閣をくつがえした。七名の将校からなる「国家救済評議会」が政府の権力を行使することになった。アフリカ統一機構は四月二十六日、アジスアベバで声明を発表、ポルトガルに占領されている領土内のすべての解放運動組織に、自由と独立をかちとる闘争を強化するよう呼びかけ、また、つぎのようにうったえている。「だれがポルトガルの政権を握...