フィンランドのマルクス·レーニン主義グループの理論誌《赤衛隊》(一九七四年第一号)は、「世界情勢のいくつかの基本的特徴」と題する文章を発表し、ソ米両超大国の激しい覇権争奪を暴露して、つぎのようにのべている。「両超大国のいわゆる『平和』と『緩和』は、相互の勢力範囲を『互いに尊重しあう』ことを意味している。かれらのいう協力とは、帝国主義の利益をはかることである。しかし、かれらが帝国主義国である以上、か...
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フィンランドのマルクス·レーニン主義グループの理論誌《赤衛隊》(一九七四年第一号)は、「世界情勢のいくつかの基本的特徴」と題する文章を発表し、ソ米両超大国の激しい覇権争奪を暴露して、つぎのようにのべている。「両超大国のいわゆる『平和』と『緩和』は、相互の勢力範囲を『互いに尊重しあう』ことを意味している。かれらのいう協力とは、帝国主義の利益をはかることである。しかし、かれらが帝国主義国である以上、か...