十一月五日からローマで開かれていた国連世界食糧会議は、十一月十六日にその幕を閉じた。会議では「飢餓と営養不良をなくすための宣言」が採択された。この宣言は当面の世界食糧問題の根源にふれて、つぎのように指摘している。人民が飢餓と営養不良にさいなまれていることには、歴史的根源があり、そのなかには社会における不平等、多くの場合には外国と植民地主義支配もふくまれている。外国による占領、人種主義と人種隔離およ...
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十一月五日からローマで開かれていた国連世界食糧会議は、十一月十六日にその幕を閉じた。会議では「飢餓と営養不良をなくすための宣言」が採択された。この宣言は当面の世界食糧問題の根源にふれて、つぎのように指摘している。人民が飢餓と営養不良にさいなまれていることには、歴史的根源があり、そのなかには社会における不平等、多くの場合には外国と植民地主義支配もふくまれている。外国による占領、人種主義と人種隔離およ...