労農兵の著作

批林批孔運動がくり広げられてから一年余りの間に全国各地に労農兵の著作が多数出版されている。北京の自動車製造労働者四名の共著《〈封建論〉を読んで》という本は百五十万部出版された。この本はマルクス主義の観点で八、九世紀のわが国の有名な文学者柳宗元が書いた《封建論》に注釈を加え、評論したもの。柳宗元の論文は、二千年前に始めて中国を統一した秦の始皇帝とその確立した中央集権制の進歩的意義を高く評価している。...