オスロ国際平和研究協会の軍縮研究グループは一九七五年第六号の《平和への提案公報》に発表した声明で、ソ米二超大国は「軍縮」と「緩和」の看板のもとに、さかんに軍備競争をおこない、核兵器の開発をいちだんとおしすすめていると指摘し、つぎのようにのべている。第二次世界大戦が終結して三十年後の今日、軍備は史上空前の規模に達している。「通常兵器の面であろうと核兵器の面であろうと、その質の面であろうと数量の面であ...
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オスロ国際平和研究協会の軍縮研究グループは一九七五年第六号の《平和への提案公報》に発表した声明で、ソ米二超大国は「軍縮」と「緩和」の看板のもとに、さかんに軍備競争をおこない、核兵器の開発をいちだんとおしすすめていると指摘し、つぎのようにのべている。第二次世界大戦が終結して三十年後の今日、軍備は史上空前の規模に達している。「通常兵器の面であろうと核兵器の面であろうと、その質の面であろうと数量の面であ...