春季閣僚会議を開催

加盟十五ヵ国外相からなる北大西洋条約機構（NATO）理事会は、五月二十日、二十一日の両日オスロで春季閣僚会議を開催した。この会議では、主としてNATO加盟諸国とソ連との関係の最近の動向が検討された。「欧州安保会議」以降、ソ連は軍事力拡充のテンポをゆるめないばかりか、かえって拍車をかけており、なかんずく、アンゴラでは露骨な干渉の挙に出ている。西側の世論はこれに憂慮と警戒の念を抱いている。今回の会議は...