小型工業を発展させる大都市

わが国最大の工業都市―上海では、数千人の労働者あるいは一万人以上にものぼる労働者を擁する大工場が数百もあって、それらがこの都市の工業の基幹になっているが、このほかに数千もの小工場がある。解放後、上海市は「独立自主、自力更生」の方針にしたがって工業を発展させ、旧い企業にたいする社会主義的改造をおこなうと同時に、新しい企業を建設して、一群の鉄鋼、造船、機械、化学工業、紡績などの大、中工場を一歩一歩つく...