中国の黄河上流の青海省楽都県でこのほど、いまから約四千年前の原始社会末期の氏族の大型共同墓地が発掘された。これまでに、一千基の墳墓を発掘し、石器、骨器·陶器および装飾品など三万余点が出土している。発掘規模の大きいこと、出土文物の豊富なことは中国でまれに見るものである。同墓地の文化は、馬家窰文化(中国の新石器時代末期の文化、約四―五千年前)と斉家文化(中国の銅石器併用時代の文化、約三―四千年前)を包...
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中国の黄河上流の青海省楽都県でこのほど、いまから約四千年前の原始社会末期の氏族の大型共同墓地が発掘された。これまでに、一千基の墳墓を発掘し、石器、骨器·陶器および装飾品など三万余点が出土している。発掘規模の大きいこと、出土文物の豊富なことは中国でまれに見るものである。同墓地の文化は、馬家窰文化(中国の新石器時代末期の文化、約四―五千年前)と斉家文化(中国の銅石器併用時代の文化、約三―四千年前)を包...