今年に入ってから、イギリスは工業生産の回復不振、投資の低下、失業者の増大、インフレのたえまない深化に悩まされつづけている。今年の第1·四半期の生産指数(調整ずみの数字)は一〇九·五(一九七〇年を一〇〇とする)であった。これは、昨年の第4·四半期に比べわずか〇·五%の伸びで、一九七三―七四年度より六%低い。建築業が今年の第1·四半期中に結んだ新規契約は、昨年の第4·四半期に比べ七%減となり、昨年同期...
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今年に入ってから、イギリスは工業生産の回復不振、投資の低下、失業者の増大、インフレのたえまない深化に悩まされつづけている。今年の第1·四半期の生産指数(調整ずみの数字)は一〇九·五(一九七〇年を一〇〇とする)であった。これは、昨年の第4·四半期に比べわずか〇·五%の伸びで、一九七三―七四年度より六%低い。建築業が今年の第1·四半期中に結んだ新規契約は、昨年の第4·四半期に比べ七%減となり、昨年同期...