片山哲氏から福田首相に親書

九十歳の高齢で、現在病床にある日本の元首相片山哲氏は、日中平和友好条約を思いきって早急に締結してほしいという口述書簡をつくり、さる八日、菊枝夫人に託して福田首相に届けた。この書簡は、あらましつぎのようにのべている。われわれ日本民族が現在と将来をつうじて友好協力関係を深めるべき国は、おとなりの中華人民共和国である。中国との善隣友好を深め、中国と長期的に固いきずなを結び、有無相通ずる関係をきずきあげる...