モンデール副大統領、六ヵ国を歴訪

モンデール米副大統領は一月二十三日から二月一日にかけて、ベルギー、西ドイツ、イタリア、イギリス、フランス、日本六ヵ国に対し、「理解と対話の旅」をおこなった。現在、西側諸国は程度の差こそあれ経済不況に見舞われ、相互間の矛盾も進んでいる。同時にソ連が軍備拡張·戦争準備に拍車をかけていることが西側、とくに西欧への軍事的脅威をますます高めており、これら諸国はカーター政府がどのような経済政策、外交政策をとる...