青蒿という薬草から有効な成分をとりだして加工したマラリア治療の新薬が、現在使われているクロロキンよりかなりよい効能を持つことが証明された。その特長は、即効性と低い有毒性である。クロロキンにたいするマラリア原虫の抗薬性が発見されると、中国の医学研究者は一九六七年から抗マラリア新薬の探求をはじめた。一方、北京の漢方医学研究院所属の漢方薬研究所と地方の一部研究機関は、伝統的な民間療法の処方で抗マラリア作...
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青蒿という薬草から有効な成分をとりだして加工したマラリア治療の新薬が、現在使われているクロロキンよりかなりよい効能を持つことが証明された。その特長は、即効性と低い有毒性である。クロロキンにたいするマラリア原虫の抗薬性が発見されると、中国の医学研究者は一九六七年から抗マラリア新薬の探求をはじめた。一方、北京の漢方医学研究院所属の漢方薬研究所と地方の一部研究機関は、伝統的な民間療法の処方で抗マラリア作...