四川省の省都成都の南二五〇キロにある峨眉山は、標高三〇〇〇メートル、中国の四大仏教聖地の一つである。ここに点在する寺院の主だったものに最近補修作業が加えられた。峨眉山に寺院が建立されたのははるか東漢時代(二五―二二〇年)であるが、現存寺院でもっとも古いのは五世紀のものである。峨眉山仏教協会会長聖湘(七十五歳)和尚は、「人民政府は寺院とそのなかのすべての文化財、古跡を保護しており、この度の補修に政府...
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四川省の省都成都の南二五〇キロにある峨眉山は、標高三〇〇〇メートル、中国の四大仏教聖地の一つである。ここに点在する寺院の主だったものに最近補修作業が加えられた。峨眉山に寺院が建立されたのははるか東漢時代(二五―二二〇年)であるが、現存寺院でもっとも古いのは五世紀のものである。峨眉山仏教協会会長聖湘(七十五歳)和尚は、「人民政府は寺院とそのなかのすべての文化財、古跡を保護しており、この度の補修に政府...