ベオグラード市の「五月二十五日博物館」には、燦然と輝くトーチが一つ飾られており、人びとの目を引きつける。銀の絲で編まれたこのトーチは、ユーゴスラビア各民族人民のチトー大統領に対する敬愛の象徴であり、また各民族人民の固い団結の象徴でもある。一九七〇年の春、各民族人民から選ばれた青年たちがこのトーチをかかげて全国をリレーし、五月二十五日(チトー大統領の誕生日)に大統領の手にとどけた。博物館にはこのほか...
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ベオグラード市の「五月二十五日博物館」には、燦然と輝くトーチが一つ飾られており、人びとの目を引きつける。銀の絲で編まれたこのトーチは、ユーゴスラビア各民族人民のチトー大統領に対する敬愛の象徴であり、また各民族人民の固い団結の象徴でもある。一九七〇年の春、各民族人民から選ばれた青年たちがこのトーチをかかげて全国をリレーし、五月二十五日(チトー大統領の誕生日)に大統領の手にとどけた。博物館にはこのほか...