新しい鉄道幹線―枝柳線

京広（北京―広州）線と並行して中国を南北に貫く新しい鉄道が開通した。この鉄道は湖北省の枝城を起点とし広西の柳州にいたる。全長八八五キロ。南端では湘桂（衡陽―友誼関）線、黔桂（貴陽―柳州）線と接続し、北端では焦枝（焦作―枝城）線及び間もなく開通する山西省の省都太原から焦作にいたる路線とつながる。この結果中国の鉄道分布は一段と改善された。枝柳線は一九七〇年に着工した。沿線の地勢は険しく工事は難行した。...