ソ連の原油総生産高は六〇年代の初期にはアメリカの半分にも達しなかったが、一九七四年には四億五千八百万トン余に伸び、アメリカをしのぎ世界第一の産油国にのしあがった。一九七八年にはさらに五億七千二百万トンに上昇し、同年の世界の石油総生産高の一九%を占めるにいたった。しかし、これも長くつづかず、エネルギー問題はいま、ソ連の指導者にとって頭痛のタネとなっている。古い油田と新しい油田...
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ソ連の原油総生産高は六〇年代の初期にはアメリカの半分にも達しなかったが、一九七四年には四億五千八百万トン余に伸び、アメリカをしのぎ世界第一の産油国にのしあがった。一九七八年にはさらに五億七千二百万トンに上昇し、同年の世界の石油総生産高の一九%を占めるにいたった。しかし、これも長くつづかず、エネルギー問題はいま、ソ連の指導者にとって頭痛のタネとなっている。古い油田と新しい油田...