一九七五年いらい、ラオスから国外に逃亡した難民は、総人口の一割を占める二〇数万人にのぼっている。首都ビエンチャンから毎日外国へ、数十人が逃亡しており、ラオス南部地区では、日に三百人もがメコン川をひそかに渡って外国に脱出している。古都ルアンプラバソの住宅街はほとんど住む人もなく、ひっそりしている。ラオス難民には、国家公務員、職員、労働者、軍人、技術者、商人、青年、学生、農民や旧政府の官吏などが含まれ...
Please login first!
一九七五年いらい、ラオスから国外に逃亡した難民は、総人口の一割を占める二〇数万人にのぼっている。首都ビエンチャンから毎日外国へ、数十人が逃亡しており、ラオス南部地区では、日に三百人もがメコン川をひそかに渡って外国に脱出している。古都ルアンプラバソの住宅街はほとんど住む人もなく、ひっそりしている。ラオス難民には、国家公務員、職員、労働者、軍人、技術者、商人、青年、学生、農民や旧政府の官吏などが含まれ...