中国の二番目の大河黄河の上流でいま発電能力一六〇万KWの竜羊峡水力発電所の建設が急ピッチで進められている。この発電所は中国が一九八五年を目標に建設を計画している二〇の大型水力発電所のうちの一つである。この発電所は青海省の省都西寧近郊の共和県の海抜二六〇〇メートルの竜羊峡にある。この区間の川幅はわずか三〇メートルで、両岸には一五〇メートルもの花崗岩の絶壁がそそり立ち、発電用ダムの建設地としては絶好の...
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中国の二番目の大河黄河の上流でいま発電能力一六〇万KWの竜羊峡水力発電所の建設が急ピッチで進められている。この発電所は中国が一九八五年を目標に建設を計画している二〇の大型水力発電所のうちの一つである。この発電所は青海省の省都西寧近郊の共和県の海抜二六〇〇メートルの竜羊峡にある。この区間の川幅はわずか三〇メートルで、両岸には一五〇メートルもの花崗岩の絶壁がそそり立ち、発電用ダムの建設地としては絶好の...