繁殖に力を入れる北京動物園

北京西郊の北京動物園は一九〇六年に開園、敷地面積五〇ヘクタール。四百八十余種、合計四千余の動物がいる。そのなかには、中国にしか棲息していないといわれる珍獣ジャイアンツ·パンダや金糸猿をはじめ、世界各大陸の代表的な動物が含まれている。昨年は百十種の動物の繁殖を試み、合計九百三十頭（匹、羽）の出産に成功した。まず、キリン、ギニアヒヒ、バーバリシープ、アメリカダチョウなどの繁殖を手がけた。このほか、これ...