かつてチベットの「活仏」とあがめられていたトンカ·ロサンツレェ氏は、中央民族学院におけるチベット学の講義が高く評価され、このほど助教授の称号を授けられた(中国では教授は職名ではなく、終身称号である―訳注)同氏は今年五十一歳。チベット自治区の首府ラサの東方にあるミリン地区の貧しい手工業者の家に生まれた。幼名をタワと呼び、七歳の時、付近の寺院の「トンカ活仏」の臨終に際し、その「生れ変り」の「霊童」とみ...
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かつてチベットの「活仏」とあがめられていたトンカ·ロサンツレェ氏は、中央民族学院におけるチベット学の講義が高く評価され、このほど助教授の称号を授けられた(中国では教授は職名ではなく、終身称号である―訳注)同氏は今年五十一歳。チベット自治区の首府ラサの東方にあるミリン地区の貧しい手工業者の家に生まれた。幼名をタワと呼び、七歳の時、付近の寺院の「トンカ活仏」の臨終に際し、その「生れ変り」の「霊童」とみ...