アルゼンチン大統領に就任したロベルト·ビオラ氏は三月三十日、全国向け演説で、アルゼンチンは一九七六年三月に発足した軍事政権が定めた行動路線を「基本的に堅持する」とのべた。前政府は過去五年の政権担当期間に、開放的な市場経済政策を実行し、国の企業活動を縮小し、外資導入と自由競争を奨励した。さらに、通貨切下げ率をインフレ率より低く押える「段階的」切下げ措置を講じて、物価の上昇をおさえた。アルゼンチンの経...
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アルゼンチン大統領に就任したロベルト·ビオラ氏は三月三十日、全国向け演説で、アルゼンチンは一九七六年三月に発足した軍事政権が定めた行動路線を「基本的に堅持する」とのべた。前政府は過去五年の政権担当期間に、開放的な市場経済政策を実行し、国の企業活動を縮小し、外資導入と自由競争を奨励した。さらに、通貨切下げ率をインフレ率より低く押える「段階的」切下げ措置を講じて、物価の上昇をおさえた。アルゼンチンの経...