ソ連『プラウダ』紙の四月二十四日社説は、ソ連共産党第二十六回大会で定めた外交政策を論述するとともに、とくに南西アジアに関するいわゆる「善意に満ちあふれた」提案を重ねて強調した。ブレジネフが今大会にもち出した「善意に満ちあふれた」提案とはいったいどんなものか。それは、「アフガニスタンに関連する問題とペルシャ湾の安全問題とを結びつけて討論することに反対しない」というものであるが、その下心ははっきりして...
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ソ連『プラウダ』紙の四月二十四日社説は、ソ連共産党第二十六回大会で定めた外交政策を論述するとともに、とくに南西アジアに関するいわゆる「善意に満ちあふれた」提案を重ねて強調した。ブレジネフが今大会にもち出した「善意に満ちあふれた」提案とはいったいどんなものか。それは、「アフガニスタンに関連する問題とペルシャ湾の安全問題とを結びつけて討論することに反対しない」というものであるが、その下心ははっきりして...