ソ連の指導者ブレジネフは三月二十四日、タシケントの大衆集会で演説をおこなった。かれは、一方でソ連がソ連共産党の第二十五回、二十六回大会で定められた「原則的立場」、つまり反中国政策を続行すると言いながら、他方でソ中関係「改善」の意図を表明した。ジャーナリズムの注目を集めたのは、アメリカの台湾向け兵器売却によって中米関係にトラブルが生じた時点を選んで、ブレジネフが、ソ連は「二つの中国の概念」に反対し、...
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ソ連の指導者ブレジネフは三月二十四日、タシケントの大衆集会で演説をおこなった。かれは、一方でソ連がソ連共産党の第二十五回、二十六回大会で定められた「原則的立場」、つまり反中国政策を続行すると言いながら、他方でソ中関係「改善」の意図を表明した。ジャーナリズムの注目を集めたのは、アメリカの台湾向け兵器売却によって中米関係にトラブルが生じた時点を選んで、ブレジネフが、ソ連は「二つの中国の概念」に反対し、...