石油供給過剰、石油価格下落という厳しい情勢に直面したOPEC(石油輸出国機構)は三月十九日、ウイーンで閣僚会議を開き、バレルあたり三十四ドルという価格を維持し、四月一日から原油の日産量を千九百万バレルから千七百五十万バレルに減らすことで合意した。主要産油国サウジアラビアは必要があれば、生産量をさらに減らしてメジャーおよび超大国の圧力をはねかえすだろう、と表明した。これは石油闘争における新たなラウン...
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石油供給過剰、石油価格下落という厳しい情勢に直面したOPEC(石油輸出国機構)は三月十九日、ウイーンで閣僚会議を開き、バレルあたり三十四ドルという価格を維持し、四月一日から原油の日産量を千九百万バレルから千七百五十万バレルに減らすことで合意した。主要産油国サウジアラビアは必要があれば、生産量をさらに減らしてメジャーおよび超大国の圧力をはねかえすだろう、と表明した。これは石油闘争における新たなラウン...