日本 新潟県 三富 和彦貴誌四二号所載の胡喬木先生の「共産主義思想の実践について」はまことにすばらしい論文でした。「共産主義には二つの側面がある」とありますが、それは実に明瞭、簡潔な論断で、初めて接した見解です。すなわち、秀抜な「一は分かれて二となる」ではないでしょうか。「共産党による政権奪取と共産主義制度の実現とは別にイコールではないのである。この真理は、一九一七年のロシア……」とあります。真に...
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日本 新潟県 三富 和彦貴誌四二号所載の胡喬木先生の「共産主義思想の実践について」はまことにすばらしい論文でした。「共産主義には二つの側面がある」とありますが、それは実に明瞭、簡潔な論断で、初めて接した見解です。すなわち、秀抜な「一は分かれて二となる」ではないでしょうか。「共産党による政権奪取と共産主義制度の実現とは別にイコールではないのである。この真理は、一九一七年のロシア……」とあります。真に...