中曽根康弘首相は、十二月八日衆院本会議で、再び中日関係について見解を表明し、次のように述べた。日中関係は十年間に「大きく発展して来た」、「友好協力の基礎は出来ている」、「今後は政治、経済、文化の幅広い協力関係の発展に努力していく」、(教科書問題にふれて)戦前のわが国の行為は、「国際上では侵略とされている。これは事実だ。政府としてもこの事実を充分認識して、このようなことを二度と起こさないよう心掛けて...
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中曽根康弘首相は、十二月八日衆院本会議で、再び中日関係について見解を表明し、次のように述べた。日中関係は十年間に「大きく発展して来た」、「友好協力の基礎は出来ている」、「今後は政治、経済、文化の幅広い協力関係の発展に努力していく」、(教科書問題にふれて)戦前のわが国の行為は、「国際上では侵略とされている。これは事実だ。政府としてもこの事実を充分認識して、このようなことを二度と起こさないよう心掛けて...