「台湾防衛力維持」論に反論する

台湾向け兵器売却を主張する人たちは多くの文章や談話を発表したが、遺憾なことに、どの論点も成立しない。数少ないアメリカ人は、中国の主権にかかわる、中国内政に干渉する問題であり、中国の立場は反論の余地のないものだと認めている。だが台湾向け兵器売却を固執するものは横暴きわまる態度をとっている。かれらは、たとえ内政干渉であっても兵器売却は止めない、「台湾に充分な防衛力を維持させる」必要があるからだという。...