ユーゴ、経済困難の克服に努力

ユーゴスラビアは一九八二年十二月初めまでに、対外債務総額二百億ドルの四分の一にあたる約五十億ドルを期限どおり返済した。国際収支の赤字については、五億ドルに減らす計画だったが、実際はこれを大幅に上回ることができた。貿易赤字縮小の面でも成果は著しく、一九八一年の四十三億ドルから二十八億ドルに減る見通しである。果断な措置こうした成果は深刻な経済困難を克服するなかであげられたものである。世界的な経済不況は...