最近、中国南西部の四川省で、長さ二十三メートルに達する唐代(六一八~九〇七)の石刻臥仏像と約四十数万字にのぼる仏教経典の石刻が発見された。この仏像は四川省中部にある安岳県内の高さ約二十メートルの砂岩の上に、背を北側に、顔を南側に向け、左脇を下にして横臥した形になっている。この釈迦如来臥仏像が、この辺ぴな山地に千年以上も眠っていたのに、地元の農民には知られていなかった。昨年、地元で調査をすすめていた...
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最近、中国南西部の四川省で、長さ二十三メートルに達する唐代(六一八~九〇七)の石刻臥仏像と約四十数万字にのぼる仏教経典の石刻が発見された。この仏像は四川省中部にある安岳県内の高さ約二十メートルの砂岩の上に、背を北側に、顔を南側に向け、左脇を下にして横臥した形になっている。この釈迦如来臥仏像が、この辺ぴな山地に千年以上も眠っていたのに、地元の農民には知られていなかった。昨年、地元で調査をすすめていた...