昨年、河南省嵩山で金簡が一枚発見された。この金簡は長さ三十六·三センチ、重さ二百四十七グラム。表面に六十三字が刻まれていた。内容は女帝則天武后の使臣胡超が皇帝の罪を許すよう神に祈ったもの。則天武后は西暦六八四年から七〇四年にかけて帝位についた。嵩山は中国の五大名山の一つ。少林寺のあることでも知られるこの山は神がみの集まるところとされ、歴代の皇帝がよく祭祀をおこなった。...
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昨年、河南省嵩山で金簡が一枚発見された。この金簡は長さ三十六·三センチ、重さ二百四十七グラム。表面に六十三字が刻まれていた。内容は女帝則天武后の使臣胡超が皇帝の罪を許すよう神に祈ったもの。則天武后は西暦六八四年から七〇四年にかけて帝位についた。嵩山は中国の五大名山の一つ。少林寺のあることでも知られるこの山は神がみの集まるところとされ、歴代の皇帝がよく祭祀をおこなった。...