老父を見捨てた子に非難集中

北京人民放送局が昨年十一月二十八日、四人の子がありながら面倒を見てもらえず、日常生活もままならない老父の話を報じたところ、ごうごうたる非難がまきおこり、あちこちから救いの手がさしのべられた。この老人は趙松伶さん（八五）。北京市西城区石碑胡同に住んでいた。ブリキ職だったが、十五年前に妻に先立たれてからは独り暮らしの毎日。子供は息子一人に娘三人。長女は定年退職の身で、趙さんの家から数軒しか離れていない...