武力挑発のエスカレーションとその国内背景

ベトナム当局はいまなおたえず中国に武力挑発をかけつづけており、しかも規模はますます大きくなった。当初は小隊、中隊規模だったものが大隊、連隊規模に、さらに七月十二日には師団クラスの兵力をくり出して、中国雲南省麻栗坡県老山地区に攻撃をかけるにいたった。これはベトナムの反中国武力挑発がエスカレートしたことを示すものである。ベトナム当局が中越国境地域で狂気じみた武力挑発事件を起こし、緊張を激化させているの...