極度の干燥地帯といわれる中国西北のタクラマカン砂漠では、三つの地震探査隊(うち二つは中米合同探査隊)によってこれまでに七十六ヵ所の人工出水点が発見されている。砂漠の中心地帯(北緯三九·五度、東経八三度)の砂丘に囲まれた不毛の流砂の中に、長さ十メートル、幅四メートルの池がある。水深二メートル近くで、水はすみきっている。タリム砂漠地震探査隊長の張満剛さんの話によると、この池は十一月初めに探査隊がキャン...
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極度の干燥地帯といわれる中国西北のタクラマカン砂漠では、三つの地震探査隊(うち二つは中米合同探査隊)によってこれまでに七十六ヵ所の人工出水点が発見されている。砂漠の中心地帯(北緯三九·五度、東経八三度)の砂丘に囲まれた不毛の流砂の中に、長さ十メートル、幅四メートルの池がある。水深二メートル近くで、水はすみきっている。タリム砂漠地震探査隊長の張満剛さんの話によると、この池は十一月初めに探査隊がキャン...